ゆしブロ

UCのUCによるUCのためのブログ

ベストアルバム(P Cubed)の収録曲(上)

ディープインパクトの急死のニュースをお昼に見て虚無感に苛まれている‥‥‥ディープインパクト現役時の私は小2か小3くらいの年齢でその活躍を直接見てるわけではないが、それでも断片的に見聞きするニュースだけでも知り得たほど人気・実力とも抜きん出ていて社会現象にまでなった。

そして本格的に競馬にはまってから往時の映像を改めて見れば「日本近代競馬の結晶」と形容されるにふさわしきスピードとパワーにただただ圧倒された。種牡馬としても数々の名馬を送り出し、日本競馬界における功績は計り知れない。最近は体調不良が続いていたとはいえこんなに唐突に亡くなるとは思わず驚きと寂しさがこみあげてくる‥‥‥

‥‥‥このままだとタイトルとはかけ離れた競馬のブログになりかねない。
ディープインパクトの冥福を祈りつつ、本題に入ろう。お疲れ様そしてありがとうディープインパクト



さて、(本人たち曰く)Perfume初のベストアルバムP Cubedの収録曲が7/29に公開された。その収録曲を巡ってTwitter上では数々の予想、憶測、希望願望、無茶振りが交わされたが、全体としては概ねシングル曲を中心とした構成で組まれ、Perfumeの今までの経歴や躍進を象徴するラインナップとなっているように思われる。

まずは改めるアルバム収録曲の一覧を



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新曲2曲+既存曲50曲の全52曲。既存曲に関しては全曲リマスタリングして価格は3500円。破格という言葉はこのアルバムのためにあるのか、とにかく内容と比して安い。
いろいろと言いたいことは山ほどあるが、それに全て言及していてはいつまでたってもブログは完成しないし、誰も最後まで読むとは思えないのでいくつかテーマ・曲に絞って私見を述べたい。


【全体の構成】
既存曲のセットリストは概ねリリース順に曲が並べられており、Perfumeディスコグラフィーをそのまま辿るかのようなセットリストとなっている。
個人的に注目したのはその既存曲のセットリストにおける各アルバム(及び該当する世代)の曲数、割合である。まずは各アルバムの曲数をまとめたので見て頂きたい。

コンプリートベスト→4曲(3)

GAME→7曲(5)

⊿→6曲(4)

JPN→9曲(8)

LEVEL3→8曲(5)

COSMIC EXPLORER→9曲(7)

Future Pop→7曲(6)
※カッコ内の数字はシングル曲及びPerfumeが公式にMVを制作した曲の数(DISPLAYとFUSIONは敢えて除いた)


注目するポイントは人それぞれかと思うが、全体を見た印象としては(ある程度)各世代のアルバムから似たような曲数をセレクトして収録しようとする意図を感じた。コンプリートベストに関してはシングル曲があまりにも少ない(そしてインディーズ時代の曲も混ざってる)がゆえ曲数は少ないが概ね7~8曲を基準になっているように感じた。

また、シングル曲・MVが制作された曲が多い時期のアルバムについては収録曲数が増える傾向があり、JPNは9曲中8曲が、CEも9曲中7曲がシングル曲であることからもよくわかる。ベストアルバムを作るにあたってその時々のアーティストの「顔」となるシングル曲を大胆に外して構成するわけにもいかないのだろう。CEに関しては予想以上にシングル曲が多くアルバムとしての収録曲数が多いことに少し驚いた。

一方でシングル曲が4曲と他のアルバムと比べて少ない⊿はシングル曲の多いJPNやCEに圧される形になったのか収録曲は6曲とやや少ない。⊿はアルバム曲であっても個性が強く完成度の高い曲がそろっており、去年のP.T.A.のファン投票においても上位3曲に⊿の曲(The best thing、edge、Dream Fighter)が名を連ねるなど人気実力を兼ね備えている曲が多いだけに、どの曲も収録曲から漏れてしまうのが惜しく思えてしまった。


シングル曲だけではなく、ライブやCM起用、ドラマやアニメなどのテーマソングとして起用された曲などPerfumeを代表する曲たちが並んでいるように思える。
(つづく)